たくさんのフレンチレシピの中から、初めて作る方でも、比較的手軽にできるのが南仏プロヴァンス地方の料理です。夏野菜が豊富な季節には初めてフレンチを作ってみようと、考えているアナタにはぴったりなシーズンです。
作りやすく、材料も手に入りやすい。また野菜とハーブをたっぷり使ったレシピが多く、女性の方には嬉し限りです。今回は、初めての方に向けてプロヴァンス料理がおすすめな理由をご紹介します。
初心者でも受け入れやすい
数あるフランスの地方料理の中から、私たち日本人にも少しアレンジを加えただけで、これほど受け入れられている地方料理はあまり思いつきません。野菜料理が多くまたオリーブオイルを効果的に使っているので、ヘルシーな印象が強いのが特徴です。
ハーブもバジル、タイム、ローズマリーなど、スーパーなどで私たちでも手に入りやすく、アクセントとして料理に使われているため、香りも楽しめます。魚介類も豊富でそれらをフル活用した、ブイヤベースはフレンチに興味がある方なら、きっとその香り高い風味に感激します。作り方もシンプルのものが多く、初めて作るフレンチとしては、受け入れやすい味わいです。
料理本には必ず載っている
ニース風サラダ、ラタトゥイユ、ブイヤベースは家庭的なフレンチの料理本には必ずと言っていいほど載っており、フランス料理を代表する料理です。多くのレシピサイトにも、これらをアレンジした料理は多く紹介されており、本格的に食べたことが無い人でも充分雰囲気を味わうことができます。
ただし、ズッキーニが入っていないのにラタトゥイユと言ったり、エビやカニの出汁しか使っていないのにブイヤベースと、うたっているレシピも多くみられます。これも「食べやすく、作りやすいようにアレンジした」と、言ってしまえばそれまでですが、アレンジしてもいいですが、料理名を変えたり、もう少し原型を維持して作って欲しいと感じる今日この頃です。
プロヴァンスの雰囲気を感じる
いかがでしたか?今回は【初めて作るフレンチは南仏プロヴァンス地方の料理で決まり】についてお伝えしました。
夏野菜をふんだんに使ったラタトゥイユは温かくても冷たくてもどちらも美味しく、シンプルに焼いた肉や魚の付け合わせには最適です。できれば上質のエキストラヴァージンオリーブオイルを数滴たらしてみてください。グッとおいしさを引き出すことができます。
一緒に良く冷やしたロゼワインで楽しむと、よりプロヴァンスの雰囲気を感じることができます。ぜひ、作ってみてくださいね。