フランス料理

【旬の食材カレンダー春野菜編】初めに覚えたい基本の春キャベツのおいしい食べ方

春キャベツの美味しい季節です。食べ方で初めに覚えて欲しいのが「蒸し煮」という調理法です。3月から5月頃までの短い時期に出回るこの春キャベツですが、初心者の方にも十分使いこなすことが出来ます。

 

トンカツの付け合わせもいいですが、生で食べるよりも試していただきたいオススメの調理法です。火を通すことによって引き出される美味しさもあります。それを存分に生かすことができるのが蒸し煮のメリットです。

 

簡単な手順

✓葉っぱを一枚一枚はがし流水で洗う。
✓一口大より大きめに切る又はちぎる。
✓冷水に5~6分つけ断面の切り口から水分を含ませパリッとさせる。
✓ざるに上げ軽く水分を切る。
✓フライパンや鍋にキャベツを入れ軽く塩を振り入れ蓋をする。
✓弱火から中火でしんなりとかさが減るまで火にかける。
✓たまに軽くかき混ぜる。
✓好みのやわらかさになったら完成。

 

便利な作り置きと注意点

できあがったら熱いうちにお好みで、オリーブオイルやバターを絡ませるようにすると香りがいっそう引き立ちます。キャラウェイは相性のいいスパイスなのでオススメです。また蒸すときに、一緒にアサリやサクラエビ、スライスベーコンなども入れると、ボリュームも増します。

 

和風なら、醤油を少し垂らしてかつお節をのせる。中華風ならば醤油、酢、ラー油、刻みネギで作ったタレで和えてみるのもいいでしょう。どのジャンルにも応用可能な、この蒸し煮の春キャベツ。特有の水分の多さをいかし甘さを引き出すことがポイントです。

 

少し多めに作り置きして、サラダにする、刻んで水分を絞り餃子のタネにする、そのまま肉と一緒に炒める、刻んでスープの具にする…など応用も可能です。ただし、水分が多い食材なので傷みやすいのが難点です。

 

多めに作ったら、初めはサラダ、次はスープなどにして再加熱を意識した調理法にすると、安全で美味しく召し上がることができます。

 

 

まとめ

いつものキャベツは一年を通して出回り、日々の暮らしの献立作りには欠かせない食材です。料理レパートリーも多く、あらゆる調理法に適した万能野菜の一つです。特にロールキャベツは、葉っぱの特徴をいかした代表的な料理ですね。

 

本日取り上げました春キャベツは、この時期限定の春野菜の代表です。同じ春を代表する山菜やたけのこのように下処理や下茹での必要ありません。調理法も多くみずみずしさや甘味をいかすことができます。

 

相性の良い食材も多く、初心者の方でも手軽に扱える食材の一つです。一人暮らしの方には、大きくて冷蔵庫に入りきらないことがあります。そして使い切れない場合は、先にお伝えしました通りまとめて調理しておくのをおすすめします。

 

今回は、「初めに覚えたい基本の春キャベツのおいしい食べ方」をお伝えしました。体にも優しい春キャベツ。簡単ですので是非試してみてくださいね。

 
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