フランス料理

フレンチを家庭で作る~難しいと思われている調理技術のハードルを下げる考え方とは?

フランス料理って作るのが難しそうだと思いますか?確かに頂点を極める一部のフランス料理はそうかもしれません。

 

でも、多くのフランス料理は家庭でも十分作ることができます。難しいと思われがちなフレンチ。いまでは、「少ない材料と簡単な調理工程で」「日常的な食材でも作れる」「特殊な技術がいらない」「基本の調理技術があればだれでも出来る」フレンチレシピもたくさんネットや本でも見られます。

 

しかし、今でも多く耳にするのが「高い調理技術が必要そう」と、言う意見です。今回は、2つの事例からひも解いて、家庭でフランス料理を楽しむために大切なことについて考えてみたいと思います。

 

シェフの高度な技術

フランス料理は確かに高い技術力を必要としますが、その技術力が最も多く発揮されるのが、星付きレストランなどの高級店で提供されているガストロノミーの料理です。

 

古くはアントナンカレームが、盛り付けを勉強するために図書館で建築の本を参考にしたこと。ジョエルロブションのように、厳格で繊細な点々をソースで描くような盛り付け。以前のアランパッサールのように肉の加熱方法に細部までこだわる・・・確かに家庭ではほぼ無理でしょう。

 

繊細で美しい盛り付けや高度な調理技術はすぐには出来るようにはなりません。そこには多くの努力やセンスが必要です。お金を頂きお客様を満足させる料理に必要なのは、シェフ達の高い技術力が欠かせないことを裏付けています。また、そこには高い芸術性を含むシェフ達の自己表現の一つの場がレストランであることも含まれています。

 

フランス家庭の素朴な料理

また、同じフランス料理でも家庭で食べられている料理も同じフランス料理です。レストランで働いていた時に、同僚の実家に招待された時に出してくれた料理は、典型的なブルゴーニュ地方の料理ばかりでした。聞いてみると特にいつもと変わらない料理で、来客時は少し豪華にするくらいだそうです。

 

もちろん家々によって違うと思いますが、他の家庭でも見たのと大きくは変わりませんでした。シンプルにマスタードを塗り付けて調理したウサギや、そのまま鍋ごと煮込んだ料理を食卓に運んだもの、日本で見る倍以上の大きさのグジェール…がありました。特別な技術よりもシンプルに地元の食材を使って、いつもと変わらない素直に調理された料理ばかりでした。

 

よく、「心を込めて」とか「食べる人の気持ちになって」といった言葉を耳にします。いっけん、偽善的に聞こえるこれら抽象的な言葉も、素直にその言葉通りだと思わせるような、気持ちが落ち着くしみじみとした料理ばかりでした。

 

さらに言えば、地元でとれたブルゴーニュワイン、チーズ、パンがあること。この3点セットは、まねできないフランスの食文化の高い技術力と歴史のチカラ強さを感じたことを思い出します。

 

必要な要素は「基本の調理技術」「エッセンス」「持ち味」

難しい技術習得に時間をかける必要はなく、身に付けるのは基本的な調理技術で充分です。また、フランス本国と同じ食材を使って作ることは流通の発達した今日では十分できます。しかし、無理してお金をかけてまでフランスと同じ食材を使って、フランス料理を作ることは家庭ではその必要はありません。

 

事例にもあったように、地元にあるもので料理するのは家庭料理の基本です。これを我々の生活に当てはめると、いつも行くスーパーやちょっと足を延ばせば買いに行ける食材のことを指しています。大切なのは、フランスと同じではなくてもそれに近い食材を使って、エッセンスのみを取り出して作ること。これは、盛り付けにしても、肉を焼くことにしても同じことが言えます。

 

そして楽しみながらフランス料理を作ることです。べつに、フランス料理が我々の日常的な食事にして欲しいと言っているのではありません。ベースにあるのは、日本の家庭料理です。そこにあなたのセンス「持ち味」シンプルに取り入れて作られたフレンチがあると、食卓でも話題になること間違いありません。

 

「作ってみようと」思い行動する

今回は【フレンチを家庭で作る~難しいと思われている調理技術のハードルを下げる考え方とは?】についてお伝えしました。

 

必要なのは、「基本の調理技術を身に付けること」「フレンチレシピの本質を理解すること」「あなたの持ち味をいかすことです」決して難しく思わないでください。「作ってみよう」と思い行動することで、料理が上手になることに繋がります。食卓でも話題になるシンプルフレンチぜひ作ってみてくださいね。

 
家庭で楽しめるシンプルフレンチ
体験レッスンはこちらから

 

【友だち追加】で情報をいち早く手に入れる。
友だち追加