料理

料理初心者が包丁に対する苦手意識を避ける手立て

包丁を扱うことは、料理を作るうえで最も欠かせない大切な要素。今回は、常に危険と隣り合わせの包丁の注意点と、初心者の方が特に陥る危険を回避するコツをまとめてみました。

 

包丁の役割

包丁の役目を簡単に整理します。まず、食材を料理にふさわしい形や、食べやすく整えるのが大きな役割です。

 

例えば、大きくてかたいかぼちゃを、口に入る大きさに切る、もしくは調理しやすいように切る。肉の繊維を切り食べやすくする。そして、素材を切りそろえて見た目を整えるのも、重要で美味しさには欠かせない役割です。

 

ケガの原因は予期せぬ時に起こる

包丁はミスをすると痛い目にあいます。私も包丁で指を切り何針も縫うケガをした記憶があります。千切りやみじん切りのようにまな板に食材を置いて切るときは、たいていが包丁を持っている利き腕側よりも、食材を押さえて猫の手で包丁をリードする指を切るケガが、多いのではないでしょうか?

 

ここで注意する点は、本来包丁をリードする猫の手が、恐怖心で包丁から離れすぎていた、指がまっすぐだった、などが原因で予期せぬ個所をケガするケースがあるということです。または、まな板を介してではなく、リンゴの皮を剥くときや大根のかつら剥きのようなケースでは、包丁の切れ味が悪いのが原因で余計な力が入り、包丁が予期せぬ方向へ飛び出てきてケガをしたり必要以上に深手を負うケースが多く見受けられます。

 

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、ひと時も気が抜けません、集中できず気が散ってケガをする方もいらっしゃいます。まな板の下に滑り止めを敷いていなくて、ずれてケガをするパターンもあります。

 

対策の仕方は2つのコツ

どんなに高額な包丁を使っても、基本姿勢と操作方法を理解していないようでは、ケガのリスクは一生付きまといます。

 

1つ目の近道はやはり、基本の扱い方を覚えること。特に初心者の方は2,000~3,000円台のホームセンター購入できる、使い勝手の良い三徳包丁から慣れていくことをお勧めします。

 

そして2つ目は、ネット動画を見るポイントです。多くの方は、動画で調理技術を参考にされています。初心者の方は、基本操作を重点的に紹介している動画を参考にされるのがいいでしょう。クセの強い、時短&裏技テクニックは参考程度にしておくのがいいでしょう。

 

基本が大切です。時短や裏技テクニックの類は応用された技術です。知らなくても大丈夫です。慣れていくうちに、コツがつかめてきます。自分に合った裏技テクニックを自分で考えることが出来ます。

 

初心者のうちから変な癖のある動画は、参考程度にとどめておいた方が自身の為でしょう。裏技は慣れてきたら覗いてみる程度で十分です。結構面白い発見があるかもしれません。

意外と使える調理用はさみの存在

包丁が苦手、包丁に対してトラウマがある方は、調理用はさみはいかがでしょうか?包丁文化である日本料理で、はさみを使うことはほぼありませんが、フレンチの厨房では意外と使う場面が多くあります。

 

私も随分と使っており、はさみに対しては抵抗感がありません。 現在売られている、はさみもだいぶ進化しており、家庭で使う分には、レシピによっては包丁無しで、はさみのみで仕上げることができる優れモノです。

 

何よりケガのリスクが抑えられるのがメリット。まな板も必要ありません。このような選択肢があるのも覚えておいてください。

 

まとめ

今回は、料理初心者が包丁に対するの苦手意識を避ける手立て、についてお伝えしました。

 

昔は包丁を使いこなせるようになるには、ケガをして痛い思いをしないと覚えない、ケガは勲章などと言われて血を流しながら仕事をしました。今はそんなことでは、不衛生で料理がますます嫌になってしまいます。

 

笑顔とコミュニケーションを生み出す料理は修行ではありません。基本を知ることで回避できる危険や克服できることもたくさんあります。そのことを理解しておいてくださいね。
 
正しい包丁の持ち方もレクチャー
 

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