料理

料理初心者は基本の献立を繰り返し作ることで確実に上達できるその理由

毎回違うレシピを作っている初心者の方に質問します。それで、覚えること出来ていますか?
もちろん、できていると言い切れる方はそのまま続けてもらって結構です。

 

しかし多くの初心者の方に、お伝えしたいことは、できる限り同じ料理を繰り返し作って欲しい、ということです。その理由は、まだ確実に自分のものになっていない調理技術がブレてしまうからです。

 

何度でも繰り返し作ることで、確実に上達します。でも違うレシピも作ってみたい…その気持ちは大切にしておいてください。

 

今回は、繰り返し同じ料理を作ることの重要性についてお話しします。

 

何回も作りながらコツをつかむ

例えば、ムニエールという。魚に小麦粉をまぶし、フライパンで焼く基本の料理があります。その特徴の一つは、バターを多く使うことです。ムース状にバターの泡を維持しながら火加減を調節して、アロゼ(ここでは、泡状になったバターを魚にかけながら加熱するという意味)を繰り返しながら焼く技術は難しく、何回も作りながらコツを覚えていく必要があります。

 

「過去にも、舌平目のムニエールを行いました、今回も同じ料理で学生たちも覚えてくれると嬉しいです。」と、実習担当の教授が話してくれたのが印象的です。さらに「これからプロとして育っていく為には同じ料理でも、違う現場のプロから教えてもらうことも重要です」と、穏やかな語り口調には、「基本は繰り返して徹底的に身に着けて欲しい」と言う想いが強く感じられました。

 

確実に覚えれば感覚的に使えるようになる

調理師専門学校で、実習レシピを作るうえで最も大切にしていることは、基本の要素を出来るだけ取り入れることです。もちろん、時代性や、実習での再現性、決まった時間内で終われるように学生のレベルに合わせた、レシピに作り直すことは、言うまでもありません。

 

これだけは覚えてほしいという基本は、メニューを若干変えつつも、ソース、付け合わせ、切り方、食材などは同じにして繰り返して覚えてもらうようにしています。その反対に、たくさんのレシピを行うことで知識や技術を覚える方法もあります。しかし雑多に詰め込んだ知識や技術は、てんでバラバラです。それをまとめて理解できるようになるまでには、時間がかかります。

 

さらに、そのてんでバラバラな知識や技術は、いつ繋がる瞬間が来るかは分かりません。やはり、一個一個確実に理解し覚えていけば、体で感覚的に使えることができます。

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長い目で見ることで始まる楽しいキッチンライフ

今回は【料理初心者は基本の献立を繰り返し作ることで確実に上達できるその理由】についてお伝えしました。

 

料理を楽しむ一つに「違ったレシピを作ってみたいという好奇心」があります。もちろんその気持ちは大切ですが、「自分で使える調理技術」という視点からで言えば、ちょっと弱いのは否めません。やはり、同じレシピは繰り返すことで身に付き使えるようになります。

 

時間がかかるように見えても、一歩一歩確実に覚えていくことをおすすめします。長い目で見ればその方が早く覚えます。興味があるレシピをあれこれ作るのは、それからでも遅くはありません。その時から本当の意味で、楽しいキッチンライフが始まります。
 
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