料理が苦手でも得意でもせっかく作った料理なのに、何故か嫌な思いをする時があります。
当教室の参加者の方にも、苦手意識を持つ方が多くいます。せっかく作ったのに嫌に感じた瞬間の多くに私も共感しました。特にこれらの2点です。
流れ作業のように食べられている時
評論された時
本当に勘弁してほしいですね。苦手な方なおさらでしょう。特に身内からの一言にはショックは大きいです。それでは、詳しくみていきます。
流れ作業のように食べられている時
作ったのに、ただ黙々と流れ作業のように食べられると、作った方のテンションは下がります。
『美味しいから黙って食べている』
『照れくさい』
『いちいち何か言うのは面倒』
苦手でも一生懸命作ってくれたのです。
食事は毎日のことなので、ルーティン的なお決まりの日課になりがちです。しかし日々の食事は当たり前に有るからこそ、次の日の仕事を頑張れるのです。苦手なのにちゃんと作ってくれているのです。そこは口にしてしっかりと感謝を伝えてみましょう。
評論された時
苦手でもスマホで食べてくれそうなレシピを検索し、いつもよりがんばって作ってくれたのに、『あ~じゃない、こ~じゃない』とグチグチ言われたら、いくら料理上手の人でもテンションが下がります。
批判評論ではなく、どうしても言いたい時は、改善策や代替え案を提案してみましょう。それを考えるのはこちらのやることではないではなく家事自炊は家族みんなで関わるものと意識してみるといいと思います。
ましてや料理が苦手な方は、自分でも作れそうなレシピを探すだけでも一苦労です。それなのに、文句や評論されてはますますイヤになります。
大らかな気持ちで食べる
今回は、【参考事項】作ったのに勘弁してほしいと思う瞬間、について書いてみました。
冷凍品やお惣菜で済ませたい日もあります。それを出来る家庭はいいのですが、小さいお子さんや家族の健康状態を気にしている方にとっては、やはり料理は、作らなければいけない状況になってしまうでしょう。
ある生徒さんはそう簡単に作るのが上手くなったりするわけでもなく、自分なりに上手くできるようになりたいし、どのようにしてそれを継続できるかをいつも考えてると、おっしゃっていたのが印象的です。
食べる人は大らかな気持ちで食べることも必要なのではないでしょうか。