料理にレシピは欠かせませんが、常に見ながら作るようではよろしくありません。やはり見ないで作れるようになりたいですよね。
レシピが手放せないアナタに確認したいことを8個ピックアップしました。もし心当たりあるようでしたら、一度振り返るきっかけにしていただけるとうれしいです。
目次
そもそも料理の基本はご存知ですか?
料理の基本の㋖を理解せずに、レシピを見ないで作れるようになることはありません。自己流では効率よく作ることは難しでしょう。すこしで良いので時間を作り、基本を振り返ってみてください。
毎日家事で追われて忙しいことでしょう。ほんの少しでいいので立ち止まり、基礎となる料理や調理操作を学んでみるまたは、おさらいしてみてはいかがでしょうか?料理は生涯続くライフワークです。
基本を身に付けていない料理は無駄が多くなります。良いことはありません。一度身に付けてしまえば、いくらでも応用ができます。レシピも見ないで作り、自分で考えてできるようになります。
レパートリーの数にこだわり過ぎていませんか?
レパートリーを絞りましょう。レパートリーをたくさん揃えていることで、献立作りが楽になることは事実です。しかしそのレパートリーの中から、どれだけのレシピが自信を持ってあなたが作ることができるのかが、大切なことではないでしょうか?
見ないで作れる自信のある一品が、のちに我が家の味になります。大切に何度も作ってアナタの自信を更に育てていくことが大切です。
味付けにこだわり過ぎていませんか?
味付けは大切です。しかし、一番ではありません。美味しければすべて解決できるのはお店の話です。家庭料理は、経済的・健康的・効率的など、ご家庭をめぐる様々な条件で作り出すことが求められます。
料理は素材の味だけで十分おいしくなります。複雑な味付けは必要ありません。お分かりだと思いますが、違った条件下で毎回同じ味を作ることができるプロとは違います。毎回味が違っても良いのではないでしょうか?
毎回違うレシピばかり作っていませんか?
料理が上手くなるために必要なことは、繰り返し作ることです。毎回違うレシピでは身に付きません。プロでも繰り返し同じ料理を作ることで、体に経験としてしみこませていきます。
そもそも、違うレシピと言えども、すべてが基本を応用したレシピばかりです。レシピを見ないと作れない人が、応用レシピを作れてもたかが知れています。
まずは、ベーシックなレシピで土台の基本作りをしてください。ある程度見ないでできるようになるまでです。次に、その基本を参考にして、少し食材をアレンジできるようにしましょう。肌感覚で覚えているので、レシピは必要なくなります。
レシピを見る前にやるべきことありませんか?
レシピを見る前にやるべきことは、戸棚や冷蔵庫に何が残っているかを確認することです。そのあとにレシピを見ましょう。決してレシピありきではありません。初心者の方にありがちなのが、レシピに書かれている食材に縛られてしまう時があります。
覚えておいてほしいのは、あるものから使うことが基本です。レシピはそのあるものを基にして、参考にしていきましょう。レシピありきで考えていると、レシピに振り回されると気があります。足りない食材を買いに行くことになり時間の無駄になります。
もしかしたら、奥の方に埋もれているかもしれません。もしかしたら、代用できるものが見つかるかもしれません。冷蔵庫の中と戸棚の中は、常に把握しておいてくださいね。レシピから解放されます。
SNSと自分が作った料理を比べていませんか?
SNSに出ているおいしそうな料理写真は、意図的に着飾った料理です。盛り付け方や、食器選びのセンスなど参考になりそうですね。
見て楽しむ料理とご家庭の普段着の料理を、同じ土俵に上らせる必要はありません。アナタが一生懸命作った料理は、唯一無二の価値があります。自信を持ってくださいね。
ご自宅にある調味料の味を覚えていますか?
調味料の味を覚えることはとても大切です。特徴を頭の中に入れておくだけで、大体の味付けのイメージが完成します。あとは、実際に味見をして調整するだけです。レシピは必要なくなります。
いいかげんを目指してみる
レシピは大切です。たくさん見ることをお勧めします。しかし毎回レシピを見ながらでは、時間がかかってしまいます。一瞬のタイミングも逃すこともあります。そして鍋の中は常に変化します。
しかし多少のブレは味となって変化をもたらしてくれ、新たな発見を得ることが出来ます。料理は良い意味で「良い加減で許容範囲が広い」、それがいいところ。
再三申し上げますが、レシピ通りに作ることは大切です。しかしレシピにこだわり過ぎるのもいかがなものでしょうか。料理はレシピを見なくても作れるようになります。最初は手放すのは勇気がいるかもしれませんし、台所で頭の中が真っ白になるかもしれません。
大丈夫です。今まで作ってきた料理を思い出してみてください。自然と身体が動きます。その時、作った料理の感覚を覚えておいてくださいね。
まとめ
今回は、【常にレシピを見ないと作れない】確認したい8個のこと、についてお伝えしました。
料理に慣れる前はレシピは最高の右腕となり、慣れてからも再三確認できるパートナーとなります。レシピを見ないで作れるようになるためには、リアルの体験が最も大切なことになります。
また、経験していくうちに自分なりの経験則から生まれてくる”コツ”がわかるようになります。それは、どんなレシピにも書かれていない、貴重な実体験から導き出したものです。それらを少しずつ積み重ねていきましょう。
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