料理

夫婦2人暮らしの方が参考にしたい~食材を無駄なくラクに使うための買い出し方10のヒント

無駄なく使うことを前提としている場合、時には非効率的で経済的ではない場合が出てきます。それでも、やはり食材を最終的に無駄にするよりかはマシです。

 

これからご紹介するヒントは、仕事で忙しく休日にまとめて1週間分を買う、2人暮らしのご夫妻の方を基本にしてます。結局手間のかかる保存術は、忙しく働く夫婦には余計な手間です。もちろんそうでない方にもヒントなる部分はあります。参考にしていただけると幸いです。

 

1、葉物は1~2種類

ほうれん草やサラダとして買ったレタスなどの葉物系は傷みやすく、優先的に使う順位が高くなります。3日以上すぐに使わない場合や使っても残っているときは、献立や調理法に工夫が必要になります。買っても2種類までに抑え、サラダ系とお浸し&炒めもの系にまとめてみましょう。

 

2、いつも買う野菜や果物を決め、季節のモノは必ず1種類買う

いつも買うレギュラー野菜や果物は、使い慣れていて献立が作りやすい。マンネリ化は否めませんが無駄にしないことを考えれば、非常に節約になります。回転のいい定食屋などは毎回使う野菜は一緒です。それは、調理を安定させ無駄を出さずに原価を抑える工夫です。

 

ご家庭でも、毎回使う野菜は何種類か決めておくのがいいでしょう。その中でも、季節の食材を取り入れてメリハリを付ければ季節感も味わうことができます。季節の食材は値段が高い場合がありますが、季節感を取り入れることは、無駄を出さないことと同じくらい非常に重要です。

 

3、キャベツ、大根、はくさいなどの大きい野菜は、1/2以下に切れているものを選ぶ

見た目が大きい野菜は、使い切れる半分サイズ以下がベストです。確かに、切れているサイズは割高になることが多いですが、丸ごと買って無駄にするよりかは、経済的で心が痛みません。大きいサイズの食材は、よほど調理レベルに自信がある方や何かを大量に仕込むとき以外には、避けた方がいいでしょう。

 

ただし、実家のご両親から送られてきた丸ごと野菜や、近所のおばあちゃんが育てている野菜をご厚意で頂いたときには、頭をフル回転させて絶対に無駄を出さないように使い切りましょう。

 

4、魚は切り身もしくはサンマなどの1人1尾で食べきれるものが基本

魚は切り身で充分です。サイズはサンマサイズが1人1尾で食べきれるのに丁度いいサイズです。もし安売りで多めに買った時は、冷凍して大丈夫です。スーパーで買った魚はタッパーごと冷凍できます。

 

ラップなどに包装しなおしてもいいですが、手間がかかりませんか?たいして変わりはないとおもいます。もしくは、冷凍が嫌いなら、しょうゆ、酒、みりんなどで作る幽庵地に漬けこむ、または軽く塩とオリーブオイルとハーブなどでマリネしておくと臭みが抑えられ保存期間が長く持てます。これなら1週間のうちに使い切れると思います。

 

5、肉は1人当たり80gから150gを目安にする

2人分のレシピでは、肉の分量は1人80gから150gが目安です。80gくらいだと肉野菜炒めのように他にも入る食材が多くあるレシピ。150g以上だとシンプルなステーキなどがそれに当たります。余った肉は、冷凍しておきましょう。冷凍状態が悪くて、冷凍焼けした肉はカレーや肉じゃがなどの、煮込み系に使うのが良いでしょう。

 

6、卵は1パックで足りる

卵は1日1個計算だと2人で10個入り5日で使い切れます。献立的には、丁度いいペースです。余ったら冷凍卵という選択肢もありますが、家庭レベルの冷凍庫では衛生的に問題がありますのでおすすめはしません。

 

7、多少割高でも小分けにしてあるものを選ぶ

3個で298円と1個120円。もちろん買う側からしてみれば3個入りの方が割安です。しかし3個もいらないのに安い理由で安易に買ってしまうと、間違いなく使い切れません。そして冷蔵庫で迷子になり腐る。そしてゴミ箱行で無駄が生じます。

 

2個使って1個捨てたら120円無駄にしたと同じ意味です。3個使い切ってこそ298円です。元を取ったからいいのではなく、買ったら使い切りましょう。捨てた分だけ余計にコストが上乗せされることも頭に入れてください。

 

8、追熟が必要な野菜や果物は食べる日を想定して買う

トマト、アボカドなどは実際に食べる日を考えて買う必要があります。3日後に必要なら今が食べ頃よりも、2~3日追熟させてから使えるやや硬いモノを選ぶ。すぐに使うならちょうどいい食べ頃を選ぶことが大切です。せっかく食べ頃のいい状態のモノを買ったのに実際に食べるのは3日後では、おいしさのピークを逃します。また腐りかけているケースも出てきます。

 

9、冷蔵庫に同じ食材が1回分残っている場合、改めて買い足すときは注意する

「足りなさそう」「なくなったら不安」「念のため」このようなときは、注意してください。途中切らしてしまったり、買い忘れても「気にしないで何とかする」心の持ちようも無駄にしないためは必要な考え方です。

 

10、冷凍品や缶詰を取り入れる

冷凍食品や缶詰系は困った時のお助けアイテムとした方がいいでしょう。ストックでき、使える期限が長いのが魅力です。味付けも安定し、アレンジレシピも多い。無駄なく使い切る為には、このようなもので代用することも大切です。

 

まとめ

今回は「夫婦2人暮らしの方が参考にしたい~食材を無駄なくラクに使うための買い出し方10のヒント」についてお伝えしました。

 

 

そして、作ったものが残ったら、次の日また温めなおして頂きましょう。もしくは、それを再利用して作りなおすこともできます。大切なのは無駄を出さないことです。そして、一緒に買い物をされると夫婦コミュニケーションにもなります。お二人で確認しながら必要以上に買い出しをしないようにダブルチェックを行うのも有効です。

 

 
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