カレーって人数分、ちょうど良く作るのって難しいですよね。
そして、おかわり分も想定して作ると、結構な量を作ることになります。また、多めに作った方が美味しくなることは、皆さまもご存知ではないでしょうか?
しかし、多めに作ったので当然余ることが多いカレー。余ったカレーを、次の日も美味しく食べるために皆さまはどのようにして、翌日まで持ち越ししていますか。そのまま鍋ごと放置していませんか?危険ですよ。ではどうしたらいいでしょう?
今回は、安心して翌日も食べれるカレー保存術をご紹介します。
湿気が多く暑いこの時期に、有効なことは急冷です。カレーのように濃度があるソースはなかなか冷めません。ましてや、具材がゴロゴロ野菜だと、もっと冷めにくい。手早く冷ますことによって、翌日も安全に食べることができます。
行うべき4つのプロセス
1、余ったカレーは、一度再加熱する
温度は85℃から90℃(ほとんど鍋の液面がグツグツいう状態)まで上げ2分加熱します。加熱中は、木べらなどで鍋底を焦がさないように時々かき混ぜると焦げ防止になります。
2、再加熱したらタッパーなどの容器に移す
カレーの色やにおいが移るのが嫌な方は、ステンレス製の深バットなどがいいでしょう。そして、団扇などで冷ましてください、途中カレーをかき混ぜると更に早く冷めます。下に網をしいて冷ますと完璧です。
粗熱(湯気が出てこなくなったら)が取れ、できたら氷水や保冷材の上にのせて冷ましてください。熱いまま氷に当てても直ぐに氷が解けてお湯になります。(氷がたくさん用意できるなら話は別ですが。)そうしてから、冷蔵庫に入れてください。
その時、落としラップをすると、冷蔵庫とカレーの温度差で生じる水滴が入るのを防げます。ぴったりとカレーに密着させてくださいね。くれぐれも、熱いままカレーを冷蔵庫の中で冷ます荒業は避けてください。一度上がった冷蔵庫の庫内温度は、そう簡単に下がりません。他の食材にも影響するので注意してください。
3、翌日食べる時は、必要量を取り出して1の手順のように再加熱する
くれぐれも、電子レンジで温めないようにしましょう。電子レンジの弱点は温めムラができることです。必ず、鍋に入れ替えて再加熱してください。
4、食中毒予防にはとにかく「手早く冷ます」と「しっかりと加熱」が大切です
菌が最も好む温度帯(5℃~60℃前後)を累計4時間以上放置させないことで増殖する危険性を避けることができます。
つまり、夜作ったカレーを鍋ごと、キッチンに放置し、翌朝温めて食べたら当然おなかを壊すリスクが高まるわけです。とくに暑いこの時期は、さらに危険です。また、匂いを嗅いでも菌(主にウェルシュ菌)は、無味無臭です。加熱しても死滅しないので、手早く冷ますことが解決策です。
適切な冷まし方と再加熱が大切
今回は【一晩寝かせたカレーはおいしい?~余ったカレーを腐らせないために行ってほしい4つのプロセス】についてお伝えしました。
夏こそカレーです。スパイシーな香りで食欲減退した胃袋に刺激を与えて、夏バテを防いでくれます。子供から大人まで大好きなカレー。夏野菜も豊富なこの時期、週一で食卓に登場するご家庭も多いと思います。
一晩寝かしたカレーは美味しいです。スパイスの角が取れて、前日とは違った丸みを帯びた表情を見せます。美味しくなっても、適切な冷まし方と再加熱をされていないと実は危険な「一晩寝ねかしたカレー」。特にお子様やお年寄りの方に出す際には注意してくださいね。